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経口避妊薬は怖くありません。

経口避妊薬の写真

副作用のおそれが比較的少ない低容量ピル

ピルというのは、予定外の妊娠を避けるため、女性自身の意志によって、妊娠をコントロールすることできる手段です。生理の周期にあわせて、一定の数の錠剤を毎日服用することによって、計画的に避妊をすることができ、正しく用いればその効果はほぼ100パーセントに近いというすぐれたものです。
現在、わが国で出回っているピルのほとんどが低容量ピルとよばれるものですが、かつては中用量や高用量といったものが使われていました。ピルの成分としては、黄体ホルモンと卵胞ホルモンという、2つの女性ホルモンが挙げられますが、これまでの中用量や高用量のものでは、ホルモンの含有量が多く、めまい、吐き気、頭痛、下腹部痛、不正出血などの副作用が避けられないといった事情がありました。
低容量ピルは、こうしたホルモンの量が少ないタイプの製品であり、そのために副作用のおそれもより少ないということがいえます。最近では錠剤中に含まれるホルモンの量を、飲み始めの時期から段階的に加減することによって、全体としてのホルモンの量がさらに少ないタイプの段階型ピルとよばれるものも発売されており、副作用についてはかなりの改善がみられるところです。
ただし、こうした低容量ピルであっても、飲み始めて数日から数週間程度の時期にかけて、同様に吐き気やめまいなどの副作用を訴える女性もなかにはみられます。これは、体内の女性ホルモンの量のバランスが崩れたための一時的な体調の変化ですので、基本的には継続して飲んでいるとしだいに感じられなくなります。もし副作用がひどい場合には、処方した医師や薬剤師に相談して、銘柄を変えてもらうか、しばらく服用をやめて様子をみるなどするのがよいでしょう。